2020年2月23日(日)の14時00分~14時55分にフジテレビで放送される『ザ・ノンフィクション』に、「宮川大助・花子」という夫婦の漫才コンビのボケ担当・宮川花子さんが出演します。
2018年3月に「余命半年」の宣告を受けたことでニュースなどで話題になった妻・宮川花子さんですが、一体どんな病気にかかってしまったのでしょうか?
また、現在はどうなっているのでしょうか?
宮川花子のプロフィール
本名 :松下 美智代(まつした みちよ)
誕生日:1954年8月28日
年齢 :65歳
出身地:大阪府大阪市
血液型:AB型
身長 :160cm
体重 :63kg
事務所:吉本興業
宮川花子が死亡疑惑!?余命半年の宣告!?
宮川花子が余命半年の宣告をされたということで実際にどういうことなのかを調べて診ました。
宮川花子さんが「余命半年」の宣言をされ他のは2018年3月です。
宮川花子さんの腰の骨にがんが見つかり、すでに歩くことさえも困難なほどに体を蝕んでいました。
夫の大助さんは周囲にがんを隠しての放射線治療をする決断をします。
過去にも胃がんになっていた花子さんですが、摘出手術の末にがんの転移も見られずに完治しました。
しかし安心したのも束の間、夫の大助さんが「脳出血」と「腰部脊柱管狭窄症」にかかってしまい、2度に渡り闘病生活を繰り返していました。
その間、宮川花子さんさんは夫の大助さんを看病しながら一人で舞台に立ち続けていました。
一時は治療開始から約10ヶ月で放射線治療が成功しがんを克服したに見えた宮川花子さんですが、なんとがんが全身に再発していたことが判明しました。
診断結果は「多発性骨髄腫」で、花子さんは「余命半年」の宣言を受けてしまいます。
多発性骨髄腫の影響で下半身が動かなくなってしまいます。
宮川花子の病気とは?
宮川花子さんがかかってしまった病気「多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)」とはどんな病気なのでしょうか?
多発性骨髄腫とは?
症候性多発性骨髄腫(しょうこうせいたはつせいこつずいしゅ)は血液細胞の1つである「形質細胞」のがんが骨髄の中で増え続けるもので、通常の血液細胞をつくり出す過程が妨げられるために、さまざまな臓器の機能が低下するなどの症状を引き起こす病気です。
多発性骨髄腫が起きてしまう仕組みとしては、以下のようになっています。
血液中には酸素を運搬する赤血球、出血を止める働きがある血小板、免疫をつかさどる白血球やリンパ球などの血液細胞があります。
これらはそれぞれ体を守るために大切な役割をもっており、造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)と呼ばれる細胞から、それぞれの形態・機能をもつ血液細胞に成熟していきます。この過程を分化といいます。
多発性骨髄腫(MM:Multiple Myeloma)は、これら血液細胞の1つである「形質細胞(けいしつさいぼう)」のがんです。形質細胞は、骨髄と呼ばれる「血液の工場」でつくられる血液細胞のうち、白血球の一種であるB細胞から分かれてできる細胞です。
この細胞は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物から体を守ってくれる「抗体」をつくる働きをもっています。この形質細胞ががん化して骨髄腫細胞になり、多発性骨髄腫を発症します。骨髄腫細胞は骨髄の中で増加し、異物を攻撃する能力がなく、役に立たない抗体(これをMタンパクと呼びます)をつくり続けます。
これらの骨髄腫細胞やMタンパクが、さまざまな症状を引き起こします。
症状は?
多発性骨髄腫にかかると体に色々な症状が現れるのですが、どんな症状が出てくるのでしょうか?
造血抑制による症状
●発熱・感染症
●出血
多発性骨髄腫にかかると、骨髄の中で増殖した骨髄腫細胞というものによって、正常な血液細胞をつくり出す過程(造血)が妨げられる現象「造血抑制」が起きるため、貧血による息切れやだるさを引き起こしたり、白血球減少に伴う感染症や血小板減少による出血傾向などが生じたりすることもあるのです。
Mタンパクによる症状
●頭痛
●眠症状
●神経障害
●感染症
●肺炎
●尿路感染症
多発性骨髄腫によって骨髄腫細胞が無制限に産生されると、Mタンパク(異常免疫グロブリン)の症状として、腎障害や血液循環の障害(過粘稠度症候群:かねんちょうどしょうこうぐん)が発生してしまいます。
また骨髄腫細胞が増濁すると正常な形質細胞の居場所を占拠してしまうので、免疫機能が低下になり、肺炎や尿路感染症などの感染症が起こりやすくなってしまうのです。
骨盤破壊による症状
●意識障害
●頭痛
●肋骨痛
●下肢麻痺
骨髄腫細胞によって刺激された破骨細胞(はこつさいぼう:骨を溶かす細胞)が骨の組織を破壊してしまうことで、骨痛や病的な骨折や圧迫による麻痺(まひ)、脊髄(せきずい)に加えて、血液中にカルシウムが溶け出しまい高カルシウム血症が起りやすくなります。
原因は?
多発性骨髄腫になってしまう原因を調べて見ました。
骨髄腫細胞があると遺伝子や染色体の異常が発生しているのはわかるのでずが、その詳しい原因は今でもはっきりしていません。
多発性骨髄腫は年齢に連れて発症数が増加し、男性がやや多い傾向にあるそうです。
また40歳以上の人がかかることが多いため、30代以下が発症するのは非常にまれだそうで、日本では1年間に人口10万人に対して5人発症すると言われています。
最近だと、検診や人間ドッグの血液検査で異常が発見されるだいたいが、精密検査医で診てもらうと多発性骨髄腫と診断されているのです。
人口10万人に対して5人発症するという小規模かもしれませんが油断はできないですよね。
宮川花子の現在(今)は車椅子(イス)生活!
宮川花子の現在は一体どうなのでしょうか?
宮川花子さんは2019年12月9日に夫の大助さんと共に大阪市内で緊急会見を行い、宮川花子さんが「多発性骨髄腫」と闘病中であることを発表しました。
多発性骨髄腫の影響で下半身が動かなくなってしまい、車椅子生活になってしまいます。
宮川花子さんは現在、下半身が動かなくなり車椅子生活になった後も化学療法を続けていた結果、徐々に回復をしていっています。
症状に関しては現在落ち着いて落ち、懸命にリハビリに励んでいるそうです。
宮川花子さんが記者会見で話していた内容を調べると、今のところ復帰のめどは全く立っていないようで、退院の日にちもはっきりと決まっていないようです。
病状を説明する機会を作った理由についてはある思いがあったそうです。
宮川花子さんは昭和から平成になる時に胃がんで入院し、今回の平成から令和になるまでにがんにかかり、自身が2度がんにかかっていたが、治療、手術、放射線、3つの方法を全部経験して、生きられるということが証明できた。
このことをこれからも証明して、皆さんに諦めずに治療して命を一日でも大切に延ばしていって欲しいという思いがあったそうです。
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宮川花子の現在(今)は病気で車イス生活!?余命半年の宣告!?【ザノンフィクション】まとめ
いかがでしたか?
今回は宮川花子さんの病気についてや現在の状況などについて調べてみました。
宮川花子さんが現在闘病中である多発性骨髄腫(しょうこうせいたはつせいこつずいしゅ)は上記でも紹介した通り、血液細胞の1つである「形質細胞」のがんが骨髄の中で増え続けるもので、通常の血液細胞をつくり出す過程が妨げられるために、さまざまな臓器の機能が低下するなどの症状を引き起こす病気です。
日本では1年間に人口10万人に対して5人発症すると言われており、比較的多そうなイメージではないですが、かなりの難病なようで、下半身が麻痺して動かなくなってしまう恐れがあるので、原因も不明ですし、いつ起こるかわからないので他人事にはできないですね。
ただ、そんな中でも宮川花子さんは数々の治療法などを試して余命半年と言われていましたが、現在でもリハビリも含めて闘病中です。
宮川花子さんが会見で伝えたかった「がんになっても諦めないで一日を大切にして欲しい」という思いは、がんになっても生きたいという思いで諦めずに闘病してきた宮川花子さんだからそこ言えることですね。
少しでも早く宮川花子さんが元気になって復帰できることを願っています。