2020年2月9日(日)の23時00分~23時30分からTBSで放送される『情熱大陸』に、昨シーズンのワールドカップで大活躍を見せた男子スキージャンプ選手の小林陵侑さんが出演します。
・小林陵侑の経歴は?
・成績・総合優勝回数やメダル数は?
・姉弟は?
今回は小林陵侑さんについてわかる範囲で調べたのでご紹介します。
小林陵侑の経歴・プロフィールは?
誕生日:1996年11月8日
年齢 :23歳(2020年現在)
出身地:岩手県八幡平市
身長 :174 cm
体重 :60 kg
学齢 :八幡平市立柏台小学校、 八幡平市立松尾中学校
小林陵侑さんは1996年11月8日に岩手県八幡平市で生まれた23歳です。
小林陵侑さんは5歳の時にスキーを習い始め、小学1年生の時にはジャンプを始めます。
オリンピックに出場する人は小学生あたりからジャンプを始める人が多いですね!
高校生まではノルディック複合にも取り組んでいたそうで、中学生の時点で全日本中学大会で史上2人目のジャンプとノルディック複合の2冠を達成するという、若いうちから実力を発揮していました。
高校卒業後は大学に進学せずに、2015年4月には葛西紀明さんが選手兼任監督を務める土屋ホームに入社をします。
小林陵侑さんは2016年1月23日のザコパネ (ポーランドの旗 ポーランド) で行われた団体戦に入社してから1年も満たずにワールドカップデビューしています。
この時は、日本勢のワールドカップ遠征組のの交代メンバーとして出場しました。
原田侑武さん、伊藤謙司郎さん、作山憲斗さんと挑んだ団体戦は8位という結果に終わってしまいましたが、団体戦の前日に行われた予選を10位で通過し、1月24日に行われた個人戦ではかつ出場ながら7位に入るという結果を残しました。
その後、2016-2017のシーズンは開幕からワールドカップ遠征組に見事選ばれ、シーズン通してワールドカップに出場し続けましたが、そこでは33位が最高で一度もポイントを獲得できずに終わり、同シーズンに開催された世界選手権は男子ラージヒル団体のみの出場で7位に終わ流という無念の結果になってしまいました。
翌年の2017-2018シーズンも開幕からワールドカップ遠征組に選ばれました。
それまであまり活躍を見せていなかった小林陵侑さんですが、同シーズンに開催された平昌オリンピックでは、個人ノーマルヒルで日本勢最高の7位入賞。
団体戦では日本の最終飛躍者を務めるという急成長をしました。
さらにオリンピック後のラハティ(フィンランド)で行われた個人第16戦では自己最高の6位に入っています。
小林陵侑さんの勢いは止まず、2018-19シーズンの11月18日にヴィスワ(ポーランドの旗 ポーランドで)行われたワールドカップの個人戦開幕戦でなんと3位を勝ち取り、自身初の表彰台に登りました。
翌週の11月24日にルカ(フィンランド)で行われた第2戦で138.5mを飛び、見事ワールドカップ初優勝を果たします。
翌日同地で行われた個人戦第3戦では1回目に140m飛び首位で折り返し、2回目はスタートゲートを2つ下げたにも関わらず、ヒルレコードタイの147.5mを飛び連勝。
12月16日にエンゲルベルク (スイスの旗 スイス) で行われた個人第7戦で4勝目を果たします。
12月30日から行われた個人第8戦オーベルストドルフ(ドイツの旗 ドイツ)で優勝、年の明けた2019年1月1日、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)でのジャンプ週間第2戦を兼ねた個人第9戦でも優勝します。
1月4日のインスブルック(オーストリア)でのジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第10戦で、なんと日本男子シーズン最多優勝記録を更新する7勝目と、日本男子としては初のワールドカップ4連勝を記録。
2018-2019シーズンでは最終的にシーズン13勝目をあげ、結果スキーフライング・ワールドカップ総合優勝を決め、ワールドカップのタイトルを独占し、小林陵侑さんは今では世界が注目するほどの活躍を見せています。
小林陵侑の成績・優勝回数や獲得メダルは?
小林陵侑さんの成績・優勝回数や獲得メダルについて調べました。
成績・優勝回数
小林陵侑さんは2018-2019シーズンでかなりの活躍を見せており、1シーズン13勝、シーズン表彰台21回、ワールドカップポイント2085ポイントという好成績を出しています。
1シーズン13勝は2015-16シーズンのペテル・プレヴツの15勝に次ぐ歴代2位タイ、シーズン表彰台21回にワールドカップポイント2085ポイントは歴代最多ペテル・プレヴツの表彰台22回、2303ポイントに次ぐ歴代単独2位という素晴らしい記録を残しました。
なお、これまでの総合優勝回数は合計16回です。
小林陵侑さんのこれまでの大会成績を表にしました。
(優勝した大会は赤文字で記しています。)
シーズン(日にち) | 大会名(開催場所) | 成績 |
2016-1/23 | ワールドカップザコパネ(ポーランド) | 団体戦・8位 |
2016-1/24 | ワールドカップザコパネ(ポーランド) | 個人戦・7位 |
2016-2017シーズン | 札幌ワールドカップ | 総合・42位 |
世界選手権 | 男子ラージヒル団体出場・7位 | |
2017-2018シーズン | 平昌オリンピック | 個人ノーマルヒル・7位 |
ワールドカップ個人第16戦・ラハティ(フィンランド) | 6位 | |
2018-2019シーズン | ワールドカップ個人戦開幕戦・ヴィスワ(ポーランド) | 3位 |
ワールドカップ個人第2戦・ルカ(フィンランド) | 優勝 | |
ワールドカップ個人第3戦・ルカ(フィンランド) | 優勝(2連勝) | |
ワールドカップ個人第7戦・エンゲルベルク(スイス) | 優勝(4連勝) | |
ワールドカップ個人第8戦・オーベルストドルフ(ドイツ) | 優勝(5連勝) | |
ワールドカップ個人第9戦・ガルミッシュ=パルテンキルヒェン (ドイツ) | 優勝(6連勝) | |
ワールドカップ個人第10戦・インスブルック(オーストリア) | 優勝(7連勝) | |
ワールドカップ個人第11戦・ビショフスホーフェン (オーストリア) | 優勝 | |
オーベルストドルフ大会 | 優勝 | |
ヴィリンゲン大会 | 日本男子のシーズン表彰台の最多記録 | |
ヴィリンゲン・ファイブ | 優勝 | |
世界選手権 | 個人ラージヒル・4位 | |
世界選手権 | 団体ラージヒル・銅メダル | |
世界選手権 | 個人ノーマルヒル・14位 | |
世界選手権 | 混合団体・5位 | |
ホルメンコーレンスキー大会 | 個人5位 | |
リレハンメル大会 | 3位 | |
トロンハイム大会 | 優勝 | |
ヴィケルスン大会 | 2位 | |
Raw Air | 優勝 | |
ワールドカップ最終戦プラニツァ(スロベニア) | 優勝(シーズン13勝目) |
獲得メダル
小林陵侑さんのこれまでの獲得メダル数を調べたところ、現在のメダル獲得数は7個です。
ノルディックスキー世界選手権 | ||
---|---|---|
銅 | 2019 ゼーフェルト | ラージヒル団体 |
ノルディックスキージュニア世界選手権 | ||
銅 | 2016 ルシュノヴ | ノーマルヒル個人 |
銅 | 2016 ルシュノヴ | ノーマルヒル団体 |
スキージャンプ・ワールドカップ | ||
金 | 2018-19 | 総合成績 |
スキージャンプ週間 | ||
金 | 2018-19 | 総合成績 |
Raw Air | ||
金 | 2018-19 | 総合成績 |
スキーフライング・ワールドカップ | ||
金 | 2018-19 | 総合成績 |
小林陵侑の姉弟は?
小林陵侑さんのご兄弟についても調べてみたところ、小林陵侑さんは4兄弟でなんと全員スキージャンプ選手なんだそうです。
兄弟構成は下記の表に記してあります。
生まれ | 何番目 | 名前 |
1991年 | 長男 | 小林潤志郎(こばやしじゅんしろう) |
1994年 | 長女 | 小林諭果(こばやしゆか) |
1996年11月8日 | 次男 | 小林陵侑 |
2001年 | 三男 | 小林龍尚(こばやしたつなお) |
実は平昌オリンピックで、兄の小林潤志郎さんと小林陵侑さんは兄弟で出場を果たしており、そして、弟の小林龍尚さんはテストジャンパーを務めているんです。
兄弟揃ってオリンピックに参加しているなんてすごいですね!
そして小林陵侑さんの姉・小林諭果さんがネットで可愛いと噂になってます。
確かに可愛いですね!
身長は169cmとモデル並みの身長で、現在は賃貸物件サイトのCHINTAIで働きながら、スキーの訓練をしているそうです。
小林陵侑経歴・成績【情熱大陸】まとめ
いかがでしたか?
今回は小林陵侑の経歴や成績、総合優勝回数、姉弟について調べました。
調べて思ったのが、小林陵侑さんの2018-2019シーズンの活躍っぷりが凄すぎです…。
ましてや優勝回数が歴代2位タイ、W杯ポイントが歴代2位を同時にとるという好成績を残しています。
しかし、小林陵侑さんがここまで来れたのも、常日頃の並大抵ではない努力の末に出た結果だと思います。
今シーズンでの小林陵侑さんの活躍にも期待大ですね!!