毎年8月になると注目される日本テレビ恒例の番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』が、2020年8月22日(土)〜2020年8月23日(日)に放送されます。
1978年から「福祉」や「環境」、「災害復興」のためのチャリティーキャンペーン活動を行う番組として誕生し、今では毎年8月下旬の土曜日夜から日曜日夜まで生放送される特別番組です。
最近の24時間テレビでは、毎年のメインテーマに基づいて障害者や被災者、難病患者などと一緒にチャレンジ企画が中心になっています。
しかし、最近の24時間テレビの障害者の扱いに対して疑問に思う人も増えており、「24時間テレビ嫌い」という人も増えているのです。
そこで今回は、24時間テレビの障害者の扱いや、世間の意見やイメージを調査してみました。
24時間テレビは障害者の見世物小屋!?
日テレで毎年8月下旬の土曜日夜から日曜日夜まで放送される『24時間テレビ』。
「愛は地球を救う」をテーマに、チャリティーキャンペーン活動を行う番組として毎年注目されております。
毎年のメインテーマに基づいて障害者や被災者、難病患者などと一緒にチャレンジ企画行われており、毎回感動の展開になっています。
しかし、ネットでは24時間テレビの番組の企画は「かわいそうな人たちが、こんなに頑張っている」感じが出ており、障害者を使って感動ポルノで荒稼ぎを狙っている風にしか見えないという意見も。
そのような傾向から、24時間テレビは『障害者の見世物小屋』番組になっているということでかなり問題視されているのです。
今までに障害者の見世物小屋と問題視された番組の企画をいくつか紹介したいと思います。
ダウン症の子供とAKB48メドレー
2010年の24時間テレビの企画では、AKB48がダウン症のダウン症児のためのエンターテイメントスクー「ラブジャンクス」の生徒と一緒にダンスを披露しました。
「ラブジャンクス」と言えば、安室奈美恵さんを指導したとされる振付師・牧野アンナさんがダウン症の子供でも歌やダンスを楽しんでもらえるようにと開校した学校です。
この時は大きく問題視されることはありませんでしたが、この企画に対して批判的に思う人も多かったです。
確かにこれは一生懸命ダンス踊っている障害者の子供達を見せしめにしているような企画ですよね。
また、AKB48メンバーと障害者の子供たちのTシャツの色が違っており、「私たちは違うからね」という言わんばかりの雰囲気にも見えてしまいます。
さらに、下記のような編集が24時間テレビ内でされていました。
この編集ちょっとおかしくないですか?
AKB48とダウン症の少女たちの友情って…(笑)
この編集で、いかにAKB48とダウン症の少女たちの友情は深いです〜っていう感じがちょっと気に食わないですね。
AKB48などの出演者はギャラをもらっていますが、障害者の子供はギャラを一切もらっていないですからね〜。
もしかすると、AKB48メンバーは本当に子供たちのためにやっていたのかもしれません。
しかし、このような表現をしてしまうと、視聴者の中には友情じゃなくて、単なるお金と視聴率と好感度のためだけでしょ(笑)と思ってしまう人もいますね。
ダウン症の子供とパーフェクトヒューマン
2016年に放送された企画で、"7歳のダウン症の女児とお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」「PERFECT HUMAN」(パーフェクトヒューマン)を踊る"という企画が予告されたことです。
障害者の踊る「パーフェクトヒューマン」の曲名や歌詞の内容から、かなりの批判が相継ぎました。
女児はオリエンタルラジオと楽しそうにパーフェクトヒューマンを踊っており、その様子は誰が見ても感動する様子ですね
しかしネットでは、パーフェクトヒューマンとダウン症の子供の組み合わせに対して
今まで一番皮肉な企画だった
悪意がある
障害者を馬鹿にしている
などのコメントが相次ぎました。
しかし中には、
批判している人の方が差別意識バリバリじゃん
本人たちが楽しんでいるのであれば別によくない?
というような意見もありました。
これに関しては正直な話をすると、オリエンタルラジオの2人の障害者に対して思いやる気持ちや一緒に頑張ろう!という気持ちはギャラが貰えるからとはいえ、本物だったと思います。
ただ、この企画に関しては「パーフェクトヒューマン」という曲選定が良くなかったのでは?と思いますね。
24時間テレビに対しての世間の反応は?
実際にネットでの24時間テレビに対しての世間の反応を見ていきましょう。
24時間テレビ大嫌い
— レジパートの家畜 (@rezi_1116) August 16, 2020
障害者見世物にしてるだけじゃん
24時間テレビ嫌いです。障害者を見世物にしてる番組です。好きな芸能人が24時間テレビでてもみません。24時間テレビという番組が嫌いです。
— 小雪 (@EeitDUUpAGWARzY) August 9, 2020
https://twitter.com/StonerShado/status/1292954087114203136
24時間テレビはさっさとやめろ。
— アカンポルト1世 (@violetpict) August 12, 2020
障害者を感動ポルノにしてるクズが!
24時間テレビって面白いよね
— さとぅーカスま (@Auleu_) August 10, 2020
障害者ネタに出してテレビ側がオラ、走れよって課題課してお涙頂戴VTR作ってエーン悲しかったね〜ってして結局見世物小屋の猿みたいな扱いなの
昔の24時間テレビでは、貧困な健常者をメインにした内容が多かったそうなのですが、現在では障害者や被災者、難病患者などにも着目している傾向にあります。
これも24時間テレビ制作側は、健常者を使うよりも障害者を使って同情を持たせた方が、応援したくなって募金する人の反応が圧倒的に良いだろうと見ての考えでしょう。
しかし、健常者と同じように、障害者にもいろいろな考えを持っている人がいます。
例えば、障害者の中には自分のような人たちを助けるために勇気を与えたい!という人もいれば、自分が障害者ということに対してかなり嫌悪感を持っている人もいます。
また、自分が障害者だからって「かわいそう」と健常者に同情されたくない人もいるのではないでしょうか?
例えば、もっと福祉・環境保護・災害復興の支援に役立てる事を考えるのであれば、福祉施設や被災地に行ってお手伝いや寄付しにいくのが本当のチャリティー番組なのでは?と思いますね。
正直、マラソンなんかしても結果で言うと、被災地の人なんか誰も救えないですよ。
なので、24時間テレビが偽善番組と言われても仕方がないでしょう。
このように、24時間テレビに対して批判する人が増えているのも「視聴者に感動を与えればいい」という感動ポルノを産むことだけを追求した結果、偽善だと批判をする人も増えたのではないかと思います。
24時間テレビは障害者を晒し者にして金儲けが目的!?
24時間テレビは障害者を晒し者にするような企画して感動ポルノを狙っているのは、やはり金儲けが目的なのでしょうか?
実際に24時間テレビがどのような方法でお金を稼いでいるのかというと、24時間テレビを見ているとCMが流れますよね?
その時に流れるCMは24時間テレビに賛同したスポンサーのCMです。
日テレ側は、24時間テレビの最中にスポンサーのCMを流す代わりに、スポンサー側から広告収入をもらっているのです。
特に24時間テレビは視聴率が圧倒的に高く知名度も高い番組なので、多くの人に会社のことを宣伝できるチャンスですよね。
さらにスポンサー側も24時間テレビにお金を出していると、会社としても世間にイメージがよくなるので、スポンサー側からすると24時間テレビに報酬を渡すことで、かなりメリットがあるのです。
そのようなことから、24時間テレビは高視聴率&より多くのスポンサーの指示を集めやすいように、視聴者やスポンサーの同情を狙える障害者を晒し者にするような企画して感動ポルノを狙っているのです。
こう考えると、24時間テレビは障害者や被災者などのチャリティーのためではなくて、お金を稼ぐビジネスのための番組なんだとしか思えないですね。
障害者の人たち単なるは大人たちのお金稼ぎの道具にすぎないんですかね?
それを障害者を晒し者にして偽善者ぶって高視聴率を狙っているわけですから、それは見てる人によっては批判をする人も増えてくると思いますね。
24時間テレビは障害者の差別扱いが酷すぎる!?
24時間テレビに障害者を出演させていますが、「福祉」を謳っている番組のスタッフが出演者が障害者に対しての差別がすごく、扱いがかなりひどいそうなんです。
実際にどのような障害者に対しての差別や扱いをしているのかを、以下にまとめてみました。
・障害者にギャラを支給しても交通費のみ
・24時間テレビへの出演依頼の電話を断ると、差別用語を含めた暴言を吐かれた
・番組プロデューサーが「どっかに頑張っている障害者いないかなぁ」という発言
これはかなり酷い差別や扱いですよね。
実際に上記の内容はネットでもかなり広まっており、多くの人が24時間テレビのスタッフが暴言を吐かれたと言っています。
まず、24時間テレビの番組スタッフが、障害者に対しての差別用語を含めた暴言を吐くというのは、番組スタッフ以前に人間としてどうなのでしょうか?
障害者に対して暴言吐いてやってることは弱いものいじめですよね?
24時間テレビのスタッフが、障害者側の気持ちを考えていないということがはっきりと分かりますね。
次に、番組プロデューサーの発言は明らかに24時間テレビで稼ぐことしか求めていない発言ですね。
実際に24時間テレビは荒稼ぎをすることが目的なのではなく、チャリティー番組として福祉・環境保護・災害復興の支援のための番組ではないのでしょうか?
そして、今の24時間テレビは障害者の人が参加してやっと企画が成り立つのに、参加してもらった障害者側にはギャラ0円って…(笑)
番組側からしたら、障害者側にギャラ請求してなくても何も言えないし、お金かからない割に企画で大稼ぎできるから利益率が良いとか思っているんですかね?
出演者には一人1000万とギャラあげてるにね(笑)
そのギャラを障害者家族や被災地に渡した方がよっぽどいいチャリティーではないでしょうか?
24時間テレビの障害者の対応に世間の反応は?
そのような24時間テレビの番組スタッフの対応に、世間はどう思っているのかをネットで見ていきましょう。
まだ24時間テレビなんかやってるんや
— しを (@Rose_jamspice) August 15, 2020
コロナもあるからこの際やめればいいのに
毎回ジャニーズだし
高額のギャラ発生してるし、ノーギャラで障害者につらいことさせてお涙頂戴してるの本当きもい
私の周りもこんな感じで絶対見ない派の方が多いのに、やる意味あんのかな
24時間テレビの障害者に不得意なことを押し付けるのは観ていて苦しいだけだから、障害者が楽しくなることを撮して欲しい。
— FOL佐藤 (@Fo_ov_lo_) August 9, 2020
24時間テレビ(笑)とかいう障害者差別推奨番組はまだやるんかよ。
— tarrow100(兄上) (@v_tarrow_aniue) August 17, 2020
24時間テレビとか言うクソゴミ差別番組今年マジでやるの?クレーム祭りの未来しか見えないのだが
— はせなな (@keio_8710) August 16, 2020
https://twitter.com/animal_arttruck/status/1294861856872357889
https://twitter.com/xcd_nb0180/status/1294855631891910656
などと、24時間テレビの障害者の差別扱いに対してかなり批判的な意見が多かったですね。
やはり24時間テレビは、今後障害者を出演させるとなったら、番組のやり方を変えないと、番組の闇に気づいた視聴者はどんどん離れていくと思われます。
24時間テレビは障害者の見世物小屋!?晒し者にして差別扱いが酷すぎる!?
いかがでしたか?
今回は、24時間テレビの障害者の扱いや、世間の意見やイメージを調査してみました。
調べてみた結果、
・障害者のギャラは0円だが、出演者にはギャラが支払われる
・スタッフは障害者に暴言を吐く
・番組制作側は稼ぐことしか考えてない
・演出はお涙頂戴の感動ポルノを狙っている
というような結果でした。
24時間テレビのことを調べていて、さすがに口でいっていることとやってることが全然違いすぎて偽善だなと思いました。
管理人が言いたいのは、障害者をテレビに出すなということではなく、障害者をお金稼ぎの道具として使って欲しくないということですね。
正直、今の24時間テレビのやり方ではあまりにも偽善すぎて、そこに気づいた人はどんどん24時間テレビから離れていき、視聴率も下がってしまうのではないでしょうか?
番組側からしても視聴率を上げるために、何か違う企画を立てないといけないと思われます。
今回も最後まで読んでいただき、あリがとうございました。