ゴリラ ココが死亡!?手話は嘘やらせ!?真偽や死因を調査!【衝撃のアノ人に会ってみた!】
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2020年1月29日(水)19時00分~20時54分に日テレで放送される『衝撃のアノ人に会ってみた!』では、手話ができるというゴリラ『ココ』と45年暮らした女性に密着しています。

 

手話ができるゴリラ『ココ』は手話ができることで有名になったのですが、46歳で息を引き取ってしまいました。

 

ココが息を引き取ってから約1年半ほどが経ちますが、今になってココが手話ができるのは嘘だったのではないか?ということで話題になっています。

 

今回はココが手話ができたのかという真偽を含め、ココの死因などについてもわかる範囲でご紹介していきます。

 

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手話ができるゴリラ『ココ』とは?

『ココ(koko)』ははメスのローランドゴリラで、世界で初めて手話(アメリカの手話言語)を使って人との会話に成功したゴリラです。

ココの身長は175cm、体重は127kgで、本名はハナビコ(Hanabiko)は「花火子」と書きます。

名前の由来はココの誕生日がちょうどアメリカ独立記念日で、その日に上がる花火からついた名前だそうです。

 

ココが手話を話せるようになったのは、ココが産まれてから3ヶ月後に病気にかかってしまいます。

その時に発達心理学研究者のフランシーヌ・パターソンさんと出会い手話を教わりました。

 

ココが実際に手話をやっている様子の動画です↓

 

動画のようにココは飼育さんと手話で会話をしています。

2012年の時点でココが使うことが出来た手話は2,000語以上で、嘘やジョークなどもいう事もあったそうです。

 

そんなココはナショナル・ジオグラフィックの表紙を2度も飾ったそうです。

1度目の表紙は1978年に鏡に写り込んだ自分を撮影したもので、2度目の表紙は1985年にペットの猫である「オールボール」を可愛がっている様子を捉えたものです。

ココいついて有名なエピソードとして、飼育員が猫が出てくる本を楽しみ、誕生日プレゼントには猫をおねだりしたそうです。

飼育員が猫のおもちゃを渡したがココは全く気に入りませんでした。

最終的に猫をプレゼントされたココはその猫に「オールボール」という名前をつけ、実の母のようにオールボールに愛情を注いでいました。

 

しかしある日、オールボールは車に轢かれて死んでしまいます。

オールボールの死を聞いたココは少しの沈黙の後に「話したくない」と答え、ココは「猫」「泣く」「さようなら」と「ココ 愛」と手話を通じてオールボールが死んだ事への悲しみを伝えていたそうです。

 

ゴリラ ココ46歳で息を引き取る…。死因とは?

手話ができるゴリラ『ココ』ですが、2018年6月19日に46歳で死亡してしまいました。

基本的にゴリラの平均寿命は35~40歳と言われており、46歳まで生きていたココはかなり長生きしているゴリラなのだそうです。

 

ココは「死」の概念も理解をしていました。

その時の手話での質問と返答です。

 

Q:ゴリラはいつ死ぬのか?

ココ:年をとり 病気で

Q:その時何を感じるのか?

ココ:眠る

Q:死んだゴリラはどこへ行くのか?

ココ:苦痛のない 穴に さようなら

 

と答えていました。

 

ココの死因については詳しくは情報が載っていませんでしたが、ゴリラの平均寿命が35~40歳なので、おそらく寿命が死因の可能性は高いですね。

ココは上記のやりとりをしている時には、自分の命はそう長くないと思っていたのではないでしょうか?

 

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ゴリラ ココの手話は嘘やらせ!?真偽は?

手話ができると話題になったゴリラ『ココ』ですが、ネットではココが手話ができるは嘘だったのではないか?という話もあります。

真実はどうなのでしょうか?真偽はどうなのかをわかる範囲で調べてみました。

 

調べたところ、マーク・サイデンバーグという心理学者によれば、ココが手話を話せるかについてはパターソン博士らが独自に研究していた内容の一部で、一般的な研究方法や査読をされた論文ではココの手話のことについて全く報告がされていないことから、ココが手話で話せることは嘘ではなのか?ということを話していたそうです。

 

マーク・サイデンバーグ氏とは違う事例もあり、ココが使っていた手話はアメリカ手話ではなくて、ココが作り出した独自の手話(ゴリラ手話)というものらしく、ココの手話の内容を読み解けるのはパターソン博士と数人だけだったそうです。

またココが一般の人と会話をするイベントも開催されたそうですが、ココの会話は全てパターソン博士が翻訳しています。

このことから、ココの手話の内容はパターソン博士らが恣意的に読み解きしていたものではないかという批判もあり、会話が通じなかった場合には「嘘」や「ジョーク」として処理していのではないかと言われています。

 

まぁ、普通はゴリラが手話をすることなんてあり得ないので、マーク・サイデンバーグ氏が否定するのもわかりますね。

 

ただ、その反面にココが実際に手話を使っていたという情報もあります。

 

2004年8月9日の毎日新聞に、その記事自体のURLを見つけることはできませんでしたが、ローランドゴリラのココが手話を交えて「歯が痛い」と訴え虫歯の治療を受けいたという記事があったそうです。

アメリカのカリフォルニア州ウッドサイドに住む雌のローランドゴリラ「ココ」は、ゴリラの知能を研究するゴリラ基金で飼育されました。1歳のときから手話を学び始め、約1000の手話サインを習得。英語も約2000語のボキャブラリーがあり、話すことはできないが、言われたことは理解できるというので、嘘くさいと思うほどです。

このココは33歳のとき、手話で痛みを意味するジェスチャーと口を指さすしぐさを繰りかえしました。でも、飼育員は深刻に捉えなかったのか、約1カ月もそのままだったようです。

あまりに繰り返したせいか、飼育員がココに痛みのひどさを表すチャートを渡すと、「最も痛い」を意味する「10」を指しました。めちゃくちゃ痛い!と訴えています。そこでやっと3人の歯医者を含む12人の専門家が招かれ、ココの全身を検診し、問題の虫歯を無事抜くことができました。

彼女は麻酔をかけられる前、専門家たちとの面会も要求しました。赤い服を着た女性医師に「もっと近くに来て」と手話で話しかけ、女性が名刺を差し出すと、むしゃむしゃ食べたとのこと。これはゴリラらしいかどうは別として、人間っぽくない微笑ましい対応でした。

このことから、ココは実際に手話ができたということがわかりますね。

 

事実としては、ココの手話が嘘だったという情報はデマということになります。

 

ゴリラ ココ【衝撃のアノ人に会ってみた!】まとめ

いかがでしょうか?

 

手話ができるというゴリラ『ココ』のことについて調べてみました。

 

今回のココのことについてまとめると、

まとめ
・ココの名前の由来は、アメリカ記念日に上がる花火から来た
・心理学研究者のフランシーヌ・パターソンさんと出会ってから手話ができるようになった
・ココは46歳まで生きていた
・死因はおそらく寿命
・ココの手話が嘘だったという情報はデマ

上記の内容が今回調べてわかったことです。

 

手話で人と話せることで全世界から注目を浴びたココ。

 

残念ながら46歳で息を引き取ってしまいましたが、ゴリラでも努力次第では手話ができるということは、私たち人間も努力次第ではできることがあるのではないかということを深く考えさせられました。

 

天国でもココが楽しく生活を送れていることを願います。

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